ヒト生体試料・データ取扱い実践ハンドブック

生体試料ならびにそれに付随するデータ収集においてバイオバンク(バイオリポジトリ、バイオリソースセンターとも呼ばれる)は最も適切に集約された形式で試料・データが管理されている研究基盤の要です。

本書は、バイオバンクの立ち上げから運営、事業推進に携わる先生方に各項目の執筆をご依頼して完成した実践ハンドブックです。バイオバンクでは、ユーザーとなる研究者の期待や信頼に応えるために品質管理を行っています。

本書は、品質管理の考え方を織り込みながら執筆されていることが最大の特徴です。これはCIBERの理念にも通じるもので、国際標準に準じた考え方で業務遂行に臨むことのできるスペシャリストの養成を目指しています。

本書はヒト生体試料・データを中心に取り纏めています。生体試料・データを取り扱う方はぜひご活用ください。

詳細はこちら(羊土社サイトへ)
https://www.yodosha.co.jp/yodobook/book/9784758122658/index.html

ベスト・プラクティス

ISBERベスト・プラクティス第4版の日本語版がISBERサイトで公開されています。また、第4版の補遺として、「液体窒素による試料の凍結保存」も完成し、日本語版が公開されています。
いずれも、ISBERの会員でなくても簡単な登録のみで無償でPDF版をダウンロードできます。ぜひ、ご活用ください。

(2024年5月現在)昨年、ISBERベスト・プラクティス第5版(英語版)が発行されました。いずれ日本語版も発行される予定です。

リンク先:https://www.isber.org/page/BPR

ISBERベスト・プラクティス第4版「リポジトリに対する推奨事項」
本書は、研究を目的とした質の高い生物試料及び環境試料の利活用のために、もっとも効果的な収集、取扱い、保存、回収、配布などのための標準的方法を示したものです。科学的根拠ならびにコンセンサスベースに基づいて編集されています。

補遺「液体窒素による試料の凍結保存」
本書は、研究及び臨床使用を目的とした生体試料及び環境試料の液体窒素(LN2)による凍結保存に焦点を当てています。施設の計画、設計、機器の設置、運転、安全性、品質管理、防災計画から保管容器、ラベルに至るまで、液体窒素による試料の凍結保存に適切なベスト・プラクティスを紹介しています。

リンク先:https://www.isber.org/page/BP_choose_language?

冊子型の形式で入手をご希望の方は、こちらからお申込みください。
ISBERとの契約に基づき、実費にてお分けしております。


頒布価格:

F1-001 ISBERベスト・プラクティス第4版:
リポジトリに対する推奨事項
日本語対応版
2,000円 送料込み、税別
F1-002 補遺1:液体窒素による試料の凍結保存日本語対応版 2,000円 送料込み、税別
F1-003 F1-001,F1-002のセット 3,000円 送料込み、税別